電気料金の仕組みを知ってますか?
電気料金の削減には、その電気料金の仕組みを理解することが大切です
「電気料金」は、主に「基本料金」と「電力量料金」で決まります。
「電力量料金」については、使用電力量で料金が増えるのはなんとなくわかりますよね?
しかし注目してほしいのは「契約電力」
「契約電力」とは…
過去1年間(当月と前11ヶ月)の各月の内で、もっとも大きい最大需要電力が
契約電力となります。
電気料金を節約するには、
この「契約電力」の削減、即ち「最大需要電力の削減」が重要になってきます。
最大需要電力(デマンド)はどのように算出されているかというと
最大需要電力(デマンド)は、計量器(メータ)が計量し、
30分単位で平均値(平均電力)を算出しています。
図としてみると
つまり、1年間電気を使った中で、たった30分間に一番多く電気を使った瞬間が
契約電力の基準となっています!
→年間約17,520回計測した中の、たった1度を基準に基本料金が決定されている事に。
普段は電気の使用量を抑えていても、一瞬でも電気の使用量が上がってしまうと 基本料金が跳ね上がってしまうことも…
電気料金の削減をするためには、「契約電力を上げない」ように
「常にデマンド値を監視」し、「毎月のピークを削減」することで、
「年間を通して基本料金を削減する」こと につながります。
もちろん、同時に「電力使用量も削減され」ますので、
「全体の電気料金削減」にもなります。